東南アジアには多くの日本人が住んでいるが、ミャンマーも例外ではなく、ヤンゴンの大使館には付属の日本人学校もあるようだ。中国メディアの今日頭条は21日、この学校の生徒らがヤンゴン市の市政に提言したと紹介する記事を掲載した。

 記事によると、ミャンマーの日本人学校に通う日本の生徒らは19日、ヤンゴン市の責任者に気が付いた改善点を幾つか提言したそうだ。記事は、意見を提出した生徒の平均年齢は10歳だったと伝えている。

 求めた改善点は、ヤンゴンの道路にある電柱が自動車の通行を妨げていることや、市内のごみが排水システムのみならず美観にも影響していること、さらには、電柱に木の枝がかかっているため、雨の日に危険であるといった内容だったという。それに対しヤンゴン市長は、こうした問題の多くはすでに専門家に対応を任せているものの、「我々の仕事ぶりが十分ではなかったことを認める」と伝えたそうだ。さらに、この提言を受けた時に至らなさを感じて「恥ずかしさに赤面した」とも発言したという。

 このニュースを知り、中国では驚きの声が上がっている。寄せられたコメントを見ると、「これが中国だったら」と想像する人が多かった。中国だったら「怒りを買う」、中国人は「他人に一切欠点を指摘されたくないもの」、さらには「心の中では、政策に口を出したことを後悔させるよう、生徒を厳しく罰しようと思っている」のではと疑う人までいた。

 一方、ミャンマー側の対応にも称賛が寄せられ「アドバイスを受け入れて自分の欠点を認められるというのは文明的な行為」と感心し、この国の未来は明るいと高く評価する人も少なくなかった。平均年齢10歳という若さで提言できる日本の子どもたちの行動力も感心できるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)