中国メディア・網易は22日、中国外交部の人事異動が発表され、これまで「めったに笑わないが笑うとかわいらしい」としてしばしば話題にのぼってきた華春瑩報道官が同部新聞司長に昇進したことが明らかになったと報じた。

 記事は、同部の公式サイトが先日、新聞司長を務めていた陸慷氏に代わり、華氏が就任することを発表したと紹介。華氏は2012年に同司副司長に就任して1949年の中華人民共和国建国後では5人めの女性報道官になり、今回の昇格により改革開放以降の約40年間で初めての女性新聞司長が誕生したと伝えている。

 記事によれば、華氏は外交部の職務を一時中断し、3月に開講した中国共産党の高級幹部育成機関である中央党校(国家行政学院)の中青年幹部研修に参加し、先日同部の職務に復帰したという。華氏は2月中旬の同部定例記者会見以降公の場から姿を消しており、その動向に注目が集まっていた。

 華氏は女性報道官として注目を集めると同時に、昨年1月には河野太郎外相とにこやかなツーショット自撮り写真を撮影したこと、定例会見の席にて中国語で「シャンシャン」と発音する杉山晋輔外務次官(当時)の名字を、パンダのシャンシャンと聞き間違えたことに気づき屈託のない笑顔を見せたことで、中国はもとより日本でも話題となった。

 なお、新聞司長を退任した陸氏は、同部北米大洋州司長へと転任。米中関係において大きな役割を担うことになりそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)