近年、中国車の品質が徐々に向上していると言われるが、品質はもちろん信頼性では、まだまだ日本車のレベルには到達していないのが現状だ。それだけ日本車の品質が高いということであり、これは中国人消費者も認めるところだ。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国で20年以上も人びとのために働いた「日本メーカーのバス」を紹介する記事を掲載し、20年間で56万キロメートル以上も走った日本のバスの品質の高さを絶賛する記事を掲載した。

 記事が紹介している日本メーカーのバスとは、日野自動車の「HU226」というバスで、日本では1984年から1985年にかけて製造されたバスだ。北京の日系企業が社員の移動のために日本から1994年に輸入し、2014年に廃車にするで20年間にわたって使用されたという。

 続けて記事は、このバスの運転手だった中国人が、「このバスは運転がとても楽で、しかも、定期的なメンテナンスと部品交換だけで20年間も乗り続けることができた」、「故障らしい故障はまったくなかった」と話したことを紹介。

 しかも、廃車間近になってもバスはペンキの剥がれは見られず、塗装の経年劣化すらなかったと紹介したほか、タイヤ周りも綺麗だったと伝え、車のデザインからは若干の年季を感じられるとしながらも、「問題を指摘できるような箇所は見当たらないほどだった」と指摘。「故障らしい故障はまったくない」まま、20年で56万3968kmも走ることができた日野自動車のバスの品質に驚きを示した。

 現在の中国では、中国メーカーが生産したバスが普及しており、日本製のバスを見かける機会は非常に少なくなっている。特に、路線バスでは中国の電動バスが使用されているが、座席がプラスチック製で乗り心地は良くないうえ、夏になって気温が高くなると自然発火して炎上する事故もたびたび起きている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)