経済成長が続く中国では急激な勢いで都市化が進んでいて、農村から都市部へと出稼ぎに行く人も増えている。だが、都市部の生活は競争が激しく、ストレスも大きいとして、自然豊かな田舎でゆったりとした生活を送ることに憧れる中国人は少なくない。

 だが、中国人が憧れる田舎暮らしは中国国内では不可能なのが現状だという。中国では田舎は生活インフラすら整備されていない場所も多いためであり、日本にこそ中国人が憧れる田舎暮らしがあるようだ。中国メディアの今日頭条は19日、日本の田舎の生活を紹介する記事を掲載し、「中国の状況と大きく異なっていた」と伝えた。

 記事はまず、日本は田舎であっても現代な生活を送ることができ、その生活水準は都市部と変わらないと強調。むしろ、多くの自然に囲まれている日本の田舎は都市部よりも「快適」であると紹介した。道路の幅は都会のように広くはないが、田舎には土地がたくさんあるゆえ、大きな庭のある家で生活できるとし、その様子を写真と共に紹介した。

 続けて、日本といえども田舎の暮らしは都市部ほど便利ではないとする一方、利便性に勝る自然環境やきれいな空気があって、中国人からすれば大きな魅力として映ると強調。中国人が憧れる田舎暮らしは中国国内では到底難しいが、日本であれば可能であることを指摘した。

 中国の農村部は場所にもよるが、今でも原始的な生活を送っている場所もある。一方、都市部では日本以上に近代的な高層ビルが建ち並び、ハード面では先進国と同等の水準にまで発展を遂げたが、その発展の恩恵を受けられていない農村は多く、中国では農村と都会の格差が深刻化している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)