日本を訪れる中国人旅行客の数は毎年増加を続けており、近年はリピーターも増えている。中国メディアの今日頭条は16日、毎年日本を訪れているという中国人の手記として「自分が毎年、日本を旅行で訪れる理由」について紹介する記事を掲載した。

 この中国人は日本を毎年訪れる理由について、あくまでも個人的な理由であるとしながらも「日本人の心遣いは究極のレベル」だからと紹介し、これは中国人にとって否定できない事実ではないだろうかと主張した。

 たとえば、日本での旅行中に体験できる気遣いとして、「買い物をする際、店員からの丁寧な接客は自分が神になったかのような錯覚を覚える」と表現。こうした目立つ行動だけではなく、「日本では些細だが心温まる感動の経験がたくさんある」とし、本を購入した際に掛けてもらえるブックカバーや、ラーメンを食べ終わった後どんぶりの底に現れる「ありがとう」の文字、テイクアウト飲料のカップに手書きで書かれたスマイルマークなど、日本滞在中にふと微笑んでしまうような体験が数多くできると説明した。

 また、日本で宅配サービスを利用しても感動を味わえると指摘。日本の宅配業者は「通常の荷物に対しても丁寧だが、中身が壊れやすい物の場合、梱包だけでなく取扱い注意の表示までしている」と説明。中国でも荷物を届ける業者は存在するが、荷物の扱い方は日本とは大きく異なると指摘し、荷物が破損した状況で配達されたり、外箱が変形するほど雑に扱われることは日常茶飯事であることを指摘した。

 中国人ネットユーザーからは、「歴史的背景から日本に対して複雑な感情」を認めつつも、「中国人にはない発想から刺激を受けるだけでなく、日本には学べる点も多い」という声が寄せられており、今後も日本旅行のリピーターとなる中国人が増える可能性が見て取れた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)