中国メディア・東方網は17日、「日本のあらゆるシーンで見られる『遮る(さえぎる)』サービスに、日本人の細やかさを感じ取れる」とする記事を掲載した。

 記事は、「日本を旅行したり、日本で生活していると、日本の商店や医療機関、美容院などで思いやりのある『隠す』サービスを受けることができる」とした。そのうえで、日本の服飾店で気に入った服を見つけて試着する際、店員が不織綿でできたフェイスカバーの使用を提起すると紹介。これは、化粧が衣服に付着するのを防ぐとともに、メイクが崩れるのを防ぐためのものだと説明している。

 また、美容院で洗髪してもらう際にも、仰向けで顔の形が崩れる、鼻の穴が丸見えになるといった気まずさを解消すべくフェイスガーゼが顔に掛けられるケースが多いとし「遮ることによってより快適にサービスを受けることができる。日本のサービスの素晴らしさは、こういった点にある」と評した。

 さらに、歯科医院では一部の患者に対して腿の上にタオルなどを掛ける様子が見られるとも紹介。これは、スカートを履いた患者が仰向けになったときに安心して診療が受けられるようにするほか、足の上に少し重さがかかることで安心感が得られるという効果を期待してのものだとしている。

 記事はこのほか、一部の飲食店のカウンターに、両隣の客に覗かれることなく落ち着いて食べられるようについ立てが用意されていることも併せて紹介。「『遮る』サービスは、顧客がサービスを受ける際に覚える違和感を考慮したもの。顧客の立場から考えるというところに、日本人の細やかさのクオリティがあり、日本のサービス産業を絶えず前進させているのである」と評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)