中国の自動車市場における日系車人気は今も健在で、売れ行きが不調なドイツ系や中国自主ブランド車をしり目に、着実に販売台数を伸ばしている。中国メディアの今日頭条は16日、中国人が日系車を選ぶのには4つの理由があるとする記事を掲載した。

 記事はまず、日系車は中国人だけなく、世界中で愛されていると紹介。その理由として、まずは「コストパフォーマンスが高い」ことを指摘した。中国で最も人気の価格帯である、10万元(約155万円)から20万元(約310万円)程度の自動車では、日系車のコスパが圧倒的に優れているという。ドイツ系でこの価格帯ではフォルクスワーゲンくらいしか選択肢がないほか、中国車では「メンツが立たない」そうだ。その点、日系車はいくつもの有名メーカーの中から選ぶことができ、いずれも燃費が良くて静かでコスパが良く、家庭用に非常に適していると絶賛した。

 2つ目は「ブランド」の魅力を指摘した。特にトヨタ、日産、ホンダの三大メーカーには、カローラなど長く愛されているブランドがあり、周りにも乗っている人が多いので品質を心配せず安心して購入できると紹介している。3つ目は、安全テストで常に上位に入るほどの「安全性」、そして、4つ目には「アフターサービス」の良さを称賛している。

 日系車はドイツ系と同様早くから中国に進出しており、日系車の数は多いために部品も豊富に手に入りやすいそうだ。そのためディーラーでなくても町の修理店にも部品があり、すぐに修理できる利点があるとしている。しかも、日系車はボンネットを開けると一目で分かるようになっていて「新人でも簡単に修理できる」ほどであるため、アフターサービスが安心だと伝えている。

 記事は結論として、日系車は「経済的で品質も乗り心地も良い」と称賛。トラブルも少なく部品が手軽に安く手に入るため修理も安く、日系車がこれだけ広く受け入れられているのには理由があったと締めくくっている。日系車は、中国市場でますますシェアを伸ばしていきそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)