中国メディア・東方網は16日、山東省臨ク県(クは月+句)で重点企業に選ばれた21社の関係者が日本企業から経営の神髄を学ぶ視察旅行を行い、大きな成果を得たと報じた。

 記事は、日本の企業文化や管理モデルを現場で学ぶことで、中国企業のモデルチェンジやグレードアップ、成長の原動力の転換、質の高い発展を実現すべく、同県の重点企業21社が日本に赴き6日間の視察、学習を実施したと伝えた。

 そして、「先進に学び、差を見出し、短所を補い、ベンチマークを行う」をテーマとし、視察団が有色金属の精密加工、3Dプリンター、汚水処理などの企業6社の生産ラインや管理現場を訪問するなどのスケジュールが組まれたとし、視察の対象は世界有数の大企業から日本の製造業を支える中小企業にまで及んだと紹介。メンバーはみんな真剣に観察し、注意深く説明を聞き、熱心にメモを取ったり質問をしたりしていたと伝えている。

 そのうえで、視察の旅は当初の予想を超える大きな収穫があったとし、日本企業の「精の上にさらなる精を求める」という精神が、視察団の企業経営者たちの心を震わせるとともに、自らとの差を感じ取り、学ぶべき目標を見出して発展への自信を高めたと説明。メンバーがみな「日本企業の成功の道を自社の実情と結び付け、地に足を着けて未来を見据え、日本にたくさん存在する『百年企業』を作るとともに、地域の経済、社会に多大な貢献を果たそう」という意志を持ったと紹介した。

 中国企業が日本に学ぶ点が多くあるのと同様に、日本企業にも中国企業に学ぶ点はあるはず。今後日中両国企業の双方向の交流がさらに深まれば、どちらにとっても大きなメリットになるはずだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)