中国の学校は夏休みが7月と8月の2カ月間もあるので、夏休みに入った子どもを連れて日本を旅行で訪れる中国人家族も少なくない。中国メディアの快資迅は13日、「日本を訪れる中国人観光客が羨ましく感じる、日本で見られる光景」について紹介する記事を掲載した。

 記事は、中国人にとって「日本は距離的に近く、美しい景色があってリラックスできる場所として人気の旅行先」であるとしつつ、日本でしばしば見かける幾つかの光景は「中国人からすると奇妙だが、自分の常識を覆えさせられる」ものだと指摘。しかし、そうした行動の背後にある理由を知ると「感心させられ、日本に浸透している習慣を羨ましく感じてしまう」と吐露した。

 例えば、「ラッシュ時の電車に女性専用車両が用意されていること」を挙げ、一見すると女性を差別しているように感じるが、実際は混雑する車内で女性が安心感を抱けるように配慮されていて、「女性を保護するために設けられている」と説明した。

 他にも、公共の乗り物で「高齢者が若者に席を譲っている」と指摘。これは日本で頻繁に見られる光景と言えないかもしれないが、「敬老愛幼」を教わる中国人にとって有り得ない光景であるゆえに大きな衝撃を感じたようだ。その理由については、「日本では高齢化が進んでおり、主力の労働力となる若い世代が減少しているゆえに、高齢者は働く世代が疲れているであろうことをおもいやって席を譲っているようだ」と説明した。

 記事の主張は中国人の観察による考察だが、確かに日本ではマタニティーマークやヘルプマークが浸透しつつあり、現役で働く高齢者も増えている為に、中国では見られない光景が日常的に生じているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)