2017年6月に上野動物園で誕生し、多くの人に親しまれているジャイアントパンダの子ども・香香(シャンシャン)。中国側との協定により、シャンシャンの所有権は中国にあり、誕生後2年で中国へ返還される予定となっていた。だが、東京都と中国野生動物保護協会が返還時期を協議した結果、返還時期が約1年半延期され、2020年12月31日となった。

 シャンシャンが初めて一般公開された際には一目見ようと多くの日本人が上野動物園に押し寄せ、中国人を大いに驚かせたが、中国メディアの今日頭条は9日、日本人は「非常にパンダ好き」であると主張し、その理由を分析した専門家の意見を紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本人のパンダ好きは非常に「特別」であり、中国人からすれば「驚き以外のなにものでもない」と主張。中国に生息するパンダが日本で「中国以上の人気」を得ている理由について、動物学者の分析を紹介した。日本では「かわいい」を重要視する傾向にあり、パンダの丸みを帯びた体や各パーツ、さらに天真爛漫な性格や助けてあげたくなる仕草は日本人からすると非常に「かわいらしく」映るとし、これがパンダが日本人に受け入れられている要因であるという分析を紹介した。

 また、日本人は行列に並ぶことが好きな民族であり、これもパンダ人気を加速させている要因ではないかと主張し、珍しいパンダを見るために多くの人が列に並んでいる光景を見ると、日本人は自分も列に並びたくなるという心理が働くと分析した。

 日本人のパンダ愛に驚く中国人は少なくないが、中国人であってもパンダを見たことのない人は多い。列に並んでまで見たくないと中国人は考えるかもしれないが、パンダを一度見たらその愛くるしさに心を奪われることだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)