結婚は人生でも大きな転換期の1つだが、結婚にあたって考慮すべき要素は国や地域の文化や習慣によって大きく異なるようだ。中国メディアの快資迅は7日、「日中では嫁姑の関係性には大きな違いが存在する」と指摘する記事を掲載した。

 記事は、中国人女性からすると「日本の嫁姑関係は中国とは全く異なる」と指摘し、それゆえ日本人男性と結婚する中国人女性は「驚きと戸惑い」を感じることになると主張。なぜなら、「中国では女性は結婚しても家庭に入るか、それとも仕事を続けるかは自分で選択できるからだ」と指摘し、これは家庭に対する中国の伝統的な「祖父母が孫の世話や家事を行う」という概念が関係していると論じた。

 続けて、中国の姑は若い夫婦の日常生活における家事や育児をサポートすることを「当然のこと」と考え、老後の生き甲斐としている人が多いためと指摘し、それゆえ中国人女性は結婚しても家事や育児を心配することなく仕事を続けることが可能であると論じた。事実、中国では結婚後も仕事を当然のように続ける女性が大半であるが、これは日本と違って中国では夫婦であっても「財布は完全に別」であるケースが多いことも関係していると思われる。「財布は完全に別」である以上、女性が結婚後に主婦になってしまうと自分の財産がまったくない状況になってしまうためだ。

 一方で記事は、日本では姑が若い夫婦の日常生活に過度に介入することはなく、女性が家庭を切り盛りするのが一般的という考えがまだ根強いため、女性の人生は結婚で大きく変化すると指摘。家庭の切り盛りのために「仕事を含め、結婚まで培ってきた多くのことを手放す必要がある」と主張。日本では結婚した夫婦は「独立した家庭」として見られるので、「出産や子育てにおいて祖父母の全面的なサポートを期待することはできず、女性は大きな圧力のもとで暮らすことになる」と説明した。

 こうした文化や習慣の違いから、日本人と結婚して日本で生活する中国人女性は「嫁姑関係の違い」に順応できず、中国へ帰りたいと愚痴をこぼすケースも少なくないと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)