夢の国と言われるディズニーランド。中国本土でも上海にオープンしたが、わざわざ東京ディズニーリゾートを訪れる中国人は今でも少なくない。そんな東京ディズニーランドについて、中国メディアの今日頭条は8日、閉園後に裏方としてメンテナンスや清掃を行うスタッフの「匠の精神」を称賛する記事を掲載した。

 記事はまず、アトラクションの安全を守る「整備士」を紹介した。スプラッシュマウンテンの整備では、毎日コースの水を全て抜き、ベルトコンベアに使われる100本以上のボルトを全て1つずつ叩いて検査し、ゆるみがないかを毎日、目と耳で確認していると伝えた。記事の中国人筆者は、「五感で検査しているなんて、まさに匠の技だ」と感動している。

 また、格納庫に収納されたボートも、1隻ずつ点検していると紹介。タイヤに異変がないか、安全バーは正常かを確認している。バーは9段階になっていて、それぞれ音が違うため、安全バーを下ろしながら異常がないか音で確認しているという。また、ビッグサンダーマウンテンのメンテナンスでは、毎日タイヤを点検するだけでなく、その日の天候によってタイヤを付け替える徹底ぶりだ、と驚いた様子だ。

 さらには、毎晩470人体制で行われる園内の清掃に関しても、すべての道を水洗いして髪の毛や目に見えないほこりまで洗い流していると紹介。客の手に届くところはもちろん、届かない高いところも「映画の世界観を守るため」手を抜かずに完ぺきにきれいにするプロの精神に感服している。

 これに対して、中国人からは「上海ディズニーランドも東京ディズニーランドにはかなわない」、記事にあるような「匠の精神は米国のディズニーランドでも見られない」、ディズニーランドに限らず「日本の遊園地はどこもすごい」など、称賛のコメントが次々と寄せられた。

 また、東京ディズニーランドに行った経験を懐かしく思い出したある人は、「東京以外のディズニーランドには行く気はしない」と絶賛。それに対し、中国の線路点検作業員だったら「きっとさぼってタバコをふかしたりしているのだろうな」という意見もあった。見えないところでも手を抜かないのが日本の匠の精神と言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)