日本が韓国に対する半導体材料の輸出規制を厳格化したことについて、韓国では日本製品の不買運動が起こるなど反発が高まっている。日韓関係はここ数年、ずっと低迷している状況だが、中国メディアの快資迅は10日、中国人の視点から日韓関係を考察し、「なぜ日本と韓国はいつも揉め事ばかりなのか」と問いかける記事を掲載した。

 記事は、これまでも日韓は様々な「いざこざ」が生じてきたと指摘し、これから「日韓関係を改善し、問題を解決するためには、まず、いざこざの原因を明確にすることが必要である」と主張した。そして、両国の関係は中国にも少なからず影響を与えるゆえに、日韓関係を複雑にしている要因について独自の分析を展開した。

 まず、日韓ともに米国の強い影響下に置かれており、東アジアの拠点として軍事基地が置かれていることを挙げ、「日韓は互いに米国からの支援を得るという点で互いをライバル視するのは自然なことだ」と主張。また、「両国の経済は輸出によって発展を遂げ、互いに海外の市場を巡って争うことで自らの活路を見出そうとしてきた」と指摘。また、製造業、半導体、石油化学、光学技術など、互いに似た分野を得意とすることも火種となっていると論じた。

 また、国内総生産(GDP)においては、韓国は日本の約3分の1であることを指摘、「経済的に優位に立つ日本は韓国との間に存在する徴用工や領土をめぐる対立、慰安婦問題などに関して、進んで謝罪をするのではなく、経済力や技術力を通じて圧力をかける態度を取っている」と主張し、こうした要因が日韓関係を複雑にしていると主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)