国民性や生活習慣では、日本よりも中国に似ている部分がある韓国。韓国には、日本ではあまり一般的ではない「朝市」がある。中国では新鮮な肉や魚介類、野菜や果物などを朝早くから販売する「菜市場」があるが、中国メディアの今日頭条は8日、「韓国の朝市は中国の菜市場とどう違うのか」と題する記事を掲載した。

 記事が紹介した市場は、中国人がビザなしで訪問できる韓国済州島にある朝市だ。旅行先で、観光名所だけでなく地元の人の生活を観察するのは面白い体験といえるだろう。

 済州島の朝市について中国人筆者は「デパートのようにきれいで、臭くない」と紹介。中国の菜市場では、野菜の葉が地面に捨てられていたり、中華まんや豆乳などの朝食を済ませた人が捨てるごみが散乱していたりするため、きれいに感じたのだろう。しかし、「値段は高い」とも指摘している。海に囲まれてはいるが、汚染されていない海鮮は高めだと伝えた。

 また、「人が閑散としていた」とも感じたそうだ。中国の菜市場は、朝早くからどこも人で混雑しており、その日に使用する分の食材だけを購入する習慣から毎朝市場に出かける人も多い。済州島はもともと人口が少ないため、人がまばらに感じたのかもしれない。

 さらに、中国の菜市場は中高年の買い物客が目立つのに対し、ここでは「若者が多かった」とも紹介している。スーパーで買うよりも安く、ホットフードも多いからではないかと分析している。食材だけでなく、朝食を食べに来る人も多いのかもしれない。写真でも、中華まんや串刺し肉などを販売する出店が紹介されている。

 記事が紹介するような朝市は、日本では今はそれほど多くはないが、中国や韓国ではまだまだ全盛のようだ。中国の朝市の汚さや乱雑感は相当なものがあるので、この点は清潔できれいだという韓国の朝市にぜひとも見習ってもらいたいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)