中国メディア・今日頭条は4日、「日本人は中国人をとてもうるさいと感じるようだが、日本人はどうしてそんなに静かなのか」とする記事を掲載した。

 記事は、中国で生活していると、車両内で大声で電話したりエレベーターでおしゃべりしたりする人がいても気にならず、むしろ当然という印象を覚えるが、日本では電車でもエレベーターでも大声で話す人は少なく、話すにしてもまるで秘密の話をするかのように小さな声で話すとした。

 そして、日本人が静かにしているのは「同行者」への配慮であり、周囲の人に迷惑をかけないとともに、周囲から自分がマナーが悪いと思われたくないという心理が働いていると説明した。また、日本人には調和志向、すなわち「大多数の中に融合」しようとする考え方を持っているとし、それは小さいころから「和」を重んじる心として教育されてきたのだと伝えている。

 さらに、日本人と中国人の特徴について「羊」と「狼」に例えて解説。「決してどちらが良い悪いという話しではない」と前置きしたうえで、「羊」の性質を持つ日本人は強大な団結力を持つ一方で、一定のリーダーシップに欠けているとした。

 これに対し、「狼」の性質を持つ中国人は強いリーダーシップと創造力を持つものの、団結力に欠けると指摘。このため、中国の多くの新興産業が日本を凌ぐ発展を見せる一方で、新しいものが次々生み出されては消えていく「弊害」も生み出しているとした。また、日本人は時としてライバルと協力をする柔軟性を持つが、それは中国ではほぼ不可能なことだと説明している。

 海を隔てて隣り合う国どうしでありながら、対照的な国民性を持っているというのはおもしろい。記事の言う通り、どちらが良い悪いではなく、互いに補完し合い、協力しあうことでリーダーシップも創造力も、そして、団結力も備えた集団が出来上がる可能性を日本人と中国人は秘めていると言えるのではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)