日本で暮らす中国人は年々増加しているが、中国メディアの今日頭条は1日、日本に住んでいる中国人は日本人が想像するのとは「異なる世界」で生活していると題する記事を掲載した。

 生活には衣食住が含まれるが、記事は日本人と中国人の「食」の違いに注目して紹介している。たとえば、ある会社の送別会の際に日本人が選んだ中華料理店はグルメアプリでは高評価だったが、その席に参加していた10年以上も日本に住んでいる1人の中国人は「言うほど美味しくはない」と独り言をつぶやいたという事例を紹介した。

 さらに、この中国人が美味しいと高く評価する3軒の中華料理店はグルメアプリでは逆にすべて低評価だったと説明、この事例から日本人が常識とする「美味しい中華料理」は、中国人にとって美味しいとは限らないと論じた。

 つまり、日本人が想像するのとは「異なる世界」とは常識のことであり、中国人は日本人にとっての常識とは異なる常識の中で生活しているというわけだが、このことは立場を入れ替えても同様だという見方を示し、例えばほとんどの中国人も美味しいラーメンを食べる際に音を立てるのが日本人の常識だと思い込んでいると指摘。

 そうした中国人が、音を立てずにラーメンを食べる日本人を見て「美味しくないから音を立てない」と思い込むことがあると紹介、つまり、日本人は中国人にとっての日本人の常識とは異なる常識の中で生活しているということも同様に言えるという見方を示した。

 中国に住む中国人の多くは日本人に接触したことがなく、また日本人に対するイメージは消極的で歪んだ情報によって形作られていることがある。そのため、日本人が現地のそうした人々と友人になろうとして近づくと、スパイ目的だと勘違いされることが多々ある。これは日本人に接触したことのない一部の中国人にとっての日本人の常識の1つだが、国際交流がさらに発展し、市民同士が心から信頼しあえる国際関係が築かれることを願いたい。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)