世界の各地には様々な迷信が存在する。中国も同様で多くの迷信があるが、そのなかには海を越えて日本に伝わったものも少なくない。しかし、日本の迷信の中には中国人がびっくりするようなものもあるという。中国メディアの今日頭条は29日、日本に広まっている10の不吉な迷信について紹介する記事を掲載した。

 その1つは、「霊柩車や救急車の音を聞いたら親指を隠す」こと。これは、親指に「親」という文字が入っていることから分かるように、親を守るためだという説を伝えた。ちなみに、中国語で親指は「小拇指」なので、親指に父親の意味は含まれないようである。

 2つ目は、「夜爪を切ってはいけない」という言い伝えで、縁起が悪いと言われていたが、実際には電気のなかった昔、夜に爪を切るのは危なかったからだろうと推測している。3つ目は、「夜に口笛を吹いてはいけない」、4つ目は、「ご飯に箸を立てない」、5つ目は、「くしが折れるのは不幸の兆候」と紹介。「ご飯に箸を立てない」というのは中国も同様で、亡くなった人に供えるご飯に箸を立てるため不吉と見なされている。

 残りの5つは、「畳の縁を踏んではいけない」、雷にへそを取られないように「腹を出してはいけない」、「北枕は縁起が悪い」、「赤いペンで名前を書かない」、数字の「4を避ける」だと紹介した。数字の4に関しては、発音が「死」と同じであるため不吉とされるが、中国でも同じ理由で不吉な数字とされている。そのため、4の数字の部屋がない病院やホテルも珍しくない。

 では、この10の迷信について中国人はどう感じているのだろう。記事に対するコメントを見ると「中国の迷信と似ている」という感想が多かった。特に「4が嫌われて8が好まれる」、「田舎では1と6を避けていた」など数字に関するものが多いようだ。また、日本でもそうだが、地域によっても内容は異なってくるようである。また、「最近あまり聞かなくなった」という人も少なくなく、迷信をあまり気にしない人も増えてきているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)