中国メディア・東方網は6月30日、東京五輪で日中両国の激しい戦いが期待される卓球において、ある「制約」によって日中双方が悩みを抱えているとする記事を掲載した。

 記事は、東京五輪が開幕まで残り400日前後となり、各種目で1年後の戦いに向けた準備が本格化するなか、新たな混合ダブルスが採用された卓球も多くの人が注目するポイントの1つになっていると紹介した。

 そして、東京五輪の卓球混合ダブルスについて国際卓球連盟が、「出場選手は必ず団体戦に参加した選手であること」という規定を設けており、この規定が中国代表に一定期間内で克服しなければならない課題をもたらしたと伝えている。

 記事によれば、このところ国際大会で行われている混合ダブルスに、中国は主力選手を組み合わせて出場させているものの、ペアを組む回数が最も多い樊振東選手と丁寧選手をはじめ、どのペアも思うような成果を出せないでいるという。

 記事はまた、同連盟が打ち出した制約は中国だけでなく日本代表にとっても非常に悩ましい問題になっていると説明。現状女子で最も実力があると見られる伊藤美誠選手は森園政崇選手との相性が非常にいいが、森園選手の団体戦出場権は難しく、2人が東京五輪で混合ペア代表になる可能性は低いと予測した。そして、日本卓球協会も混合ダブルスでしっかり戦える2人を育てることを意識し始めたと伝えている。

 現時点ではまだ答えが見えていないようにみえる中国代表だが、これからの時間できっと最強の混合ペアを作り出してくることだろう。そして、ホームという有利な状況で中国ペアを迎えうつ日本のペアがどうなるかも楽しみだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)