世界には様々な言語が存在するが、国際会議の場では「英語」が使用されることが多い。国際連合(国連)の会議の際には様々な言語の代表者が集まる。各国の代表者はそれぞれ自国の言語で発言したいと考えていることだろうが、中国語での発言は可能だが、日本語での発言は難しいのだという。

 中国メディアの快資訊はこのほど、国連の会議において、中国は中国語で発言できるが、日本は日本語で発言することができないと主張する記事を掲載し、その理由について伝えている。

 記事はまず、世界の平和を願って設立された国連は現在の世界平和に大きく貢献していると紹介。さらに、中国は世界の平和や経済発展に大きな貢献をしてきたため、国連の常任理事国の1つであると主張し、中国語は英語、フランス語、ロシア語、スペイン語、アラビア語と共に国連の公用語となっていると強調した。

 続けて、日本は第2次世界大戦で他国に大きな苦痛や災難をもたらしたと主張し、世界平和に貢献していないと主張。さらに、日本では歴代の首相が軍人や軍属等の戦没者を祀っている「靖国神社」を何度も参拝する行為を続けてきたとし、これは日本が過去の行いを反省していない態度の表れであり、世界平和を願う国連の考え方に合致しないものだと主張。こうした態度も日本語が国連の公用語として認められない理由につながっていると分析した。

 国連では米国、英国、フランス、ロシア、そして中国という第2次世界大戦の戦勝国が常任理事国となっている。日本は常任理事国入りを希望しているが、中国が明確に反対の姿勢を取っており、日本の常任理事国入りや日本語の公用語採用は現実的に難しいと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)