6月20日からの1週間で、サーチナで最も読まれた記事ベスト3は以下の通りだった。

 第1位は、「U-20W杯で日本がフェアプレー賞、韓国メディア「日本に与えるべきでない」=中国報道」(公開日:6月20日)。ポーランドで行われたサッカーU-20ワールドカップ(W杯)で、日本がフェアプレー賞を受賞したことに対して、韓国メディアが「韓国に対して狂ったように反則を犯した日本のU-20代表に対し、FIFAはフェアプレー賞を与えるべきでない」と主張したというもの。

 中国メディアは、韓国での報道に対し、「今回のU-20W杯での韓国の成績はずっと日本の上に立てなかった心の鬱憤が晴れる出来事だったに違いない」と冷静に分析し、韓国の過敏な反応を皮肉っている。

 韓国の代表チームには、先日、自国開催のパンダカップの優勝トロフィーを足蹴にするという出来事が起こっており、中国メディアは、決して快くは思っていないことをうかがわせている。

 第2位は、「東南アジアの人びとが「中韓のように日本を恨まない」理由=中国メディア」(同:6月3日)。4週連続のトップ3入り。東南アジア各国は、先の大戦で中国同様に日本の侵攻を受けているのもかかわらず総じて日本に友好的だ。その理由を考察している。

 第3位は、「現代の中国語で使われる単語、その多くが『日本から逆輸入』って本当?=中国メディア」(同:6月24日)。現代の中国語は、日本から入ってきた単語を使わなければ使えないとまで言われている。漢字は、もとより中国から日本に入ってきた言葉だが、日本人は「かな」を補って、日本なりにアレンジして日本語を表す言葉として使ってきた。

 さらに、日本では明治以降に西洋の文明を広く取り入れる中にあって、西洋の言葉や概念を、日本独自の表現で漢字をあてて定着させてきた。その日本の言葉が、中国に逆輸入されて、今では、なくてはならないものになっているという。たとえば、「電話」「歴史」「文化」「認識」「人民」「共和国」など、明治時代に造語された和製漢語が、かなり広く使われている。

 記事は、「日本から逆輸入したというより、日本が通過点の役割を果たして、中国・西洋・日本の3つが互いに影響を与え合って新しい単語をつくり出してきた」と、逆輸入という見方には否定的な内容になっているが、その記事についている中国の人々のコメントは、「現代の多くの単語は日本由来なのは事実」と事実を直視するように勧めるものが多かった。(写真は、3つの記事のイメージ写真を合成。イメージ写真提供:123RF)