中国メディア・新華社は25日、サッカー南米選手権グループリーグ第3節で日本がエクアドルに1-1と引き分けて決勝トーナメント進出を逃した一方、「日本のメッシ」は南米の地で自らの価値を証明したと評する記事を掲載した。

 記事は、現地時間24日に行われた日本―エクアドル戦は、1-1で迎えた後半アディショナルタイムに日本のMF久保建英選手がシュートを放ったと紹介。ボールがゴールネットを揺らし「日本人が勝利を喜ぼうとした」瞬間、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)による検証でオフサイドとの裁定が下り、結局引き分けに終わって日本は決勝トーナメント進出を逃したと伝えた。

 その一方で、かねてより「日本のメッシ」と呼ばれてきた久保選手についてはこの大会で「どうしてスペインの名門・レアルマドリードが彼と契約したのかを人びとに知らしめるパフォーマンスを見せた」と評している。

 また、久保選手は今大会において南米メディアが最も興味を示した日本人選手であり、0-4と完敗した初戦のチリ戦で見事なプレーを見せた際も、大会開催地のブラジルメディアがメッシ選手のデビュー戦と対比する形で久保選手のパフォーマンスを評したことを紹介した。

 記事は、10歳でスペイン・FCバルセロナのキャンプに選ばれた久保選手について体型やポジション、左足を常用することなどからメッシ選手に似ている部分があり、スペインメディアも「日本のメッシ」と称することがあったと説明。一方、久保選手本人は謙遜も含めてメッシ選手との比較を望んでおらず「光栄なことではあるが、彼とはレベルが違い過ぎる。そして、自分の技術を磨くことに専念したい。自分は自分であり、他の人になりたいとは思わない」と語ったことを伝えた。

 そして最後に、エクアドル戦後にチームメイトで9歳年上のMF柴崎岳選手が「とても若い。日本サッカーの未来だ。彼と一緒に南米選手権に来られたことを嬉しく思う」と語ったことを併せて紹介している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)