「街並み」というものは現地の人々の生活をリアルに映し出し、路地裏を歩いただけでも五感を刺激する様々な情報が飛び込んで来るものだ。中国メディアの今日頭条は20日、「中国人が京都の路地を散策して感じたこと」を写真と共に伝える記事を掲載した。

 記事は、「京都に軒を連ねる商店や飲食店は、寺院や仏閣などの歴史ある建造物と同じくらい、中国人の心を感動させる独特の趣を持っている」と指摘し、旅行の際は時間を割いてでも散策する価値があると主張した。

 なかでも、日本では「看板やのれん、提灯やすだれが店独特の趣を醸し出している」として、中国人からすると提灯やすだれなども「魅力的」で、独特の美が感じられると主張した。特に京都は一軒一軒、それぞれ趣が異なり、歴史を感じさせる老舗からモダンなデザインの店まで様々だが「そこには日本の様々な時代の風情と共に、唐の時代の趣も感じられる」と指摘。中国人にとっては漢字は見慣れた文字であり、また格子や石畳といった建材は中国の古い建築にも類似する部分があるせいか、初めて見るのにどこか懐かしい印象を受けるようだ。

 中国では最近、日本の居酒屋をコンセプトにした飲食店が増えているが、提供される料理や日本酒もさることながら、そのたたずまいが「新鮮」であるとして人気を集めている。ゆえに、日本を訪れる「中国人観光客はどんな料理か分からなくとも、店構えや看板に魅せられて思わず店に入ってしまう」と吐露した。京都の路地は中国人にとって歴史ある建造物に匹敵する観光スポットだと指摘し、時間を割いてでも散策してみるよう勧めている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)