中国メディア・東方網は21日、「サッカー日本代表は、東京五輪の金メダルに遠いだろうか」とし、東京五輪の男子サッカーで日本が金メダルを取る可能性があるとの見方を示す記事を掲載した。

 記事の作者がそのような見方を抱くきっかけになったのは、日本時間21日に行われた南米選手権第2節のウルグアイ戦だ。記事は、この試合でMF三好康児選手が2ゴールを決め、日本が優勝候補にも挙げられている強豪ウルグアイに2-2で引き分けたと紹介。日本は22歳以下の東京五輪世代選手が主体で臨んだ一方、ウルグアイはスアレス、カバーニの両FWを含む主力を出場させていたという点でも、非常に価値のあるドローであることを伝えた。

 また、日本は第1節でチリに対して0-4と力の差を見せつけられたことに触れ、この数日で惨敗の暗い影から抜け出したことが、若い選手たちの極めて高い調整能力やメンタル性を十分に表していると紹介した。

 そのうえで、今回の日本代表選手の中には現役の大学生も混ざっているとし、日本の若手選手育成が「サッカーの技術を高めると同時に、勉学や自己修養といった部分も絶えず向上させる」物であることを説明。高いレベルでスポーツと教育を融合させているからこそ、近年日本代表から質の高い選手が続々と生まれているのだと論じている。

 記事は最後に「サッカーはスポーツである以上に、教育の一部になっている。教育が伴わずして、スポーツで成功を収めることは難しい。いいプレイヤーであると同時に大切なのは、いい人間であることなのだ」と結んだ。

 東京五輪に向けた若手選手の強化というテーマを明言して南米選手権に参加している日本代表。その姿勢について、海外では賛否両論あるようだが、完敗したチリ戦、ドローとなったウルグアイ戦のいずれにおいても若い選手のキラリと光る部分を見ることができた。東京五輪世代が来年の夏、ホームのピッチ上で大暴れする姿が今から楽しみだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)