18日夜に山形県を震源とする大きな地震が発生し、津波注意報が発表された。一方、中国でも同日に四川省でマグニチュード6.0の強い地震が起きており、ネット上では改めて地震時の対処法や地震への備えに関する議論が活発になっている。中国メディア・東方網は18日、ドライバーの地震に対する心構えについて日本人から学んでおくべきだとする記事を掲載した。

 記事は、中国よりも地震が頻発する日本では非常に整った地震発生時のマニュアルが存在すると紹介。普段から自動車を利用する中国の市民にとっては、日本のドライバーによる地震発生の対処法や普段からの地震に対する備えが参考になるとし、その要点を解説している。

 まず、地震発生時に取るべき行動として、揺れを感じた場合は建物の揺れ具合や落下物の有無、通行人の行動などから揺れの大きさを判断し、地震であると確認した場合には冷静を保ち、安全な状況を確保したうえで、緊急車両の妨げにならないよう広い空間のある場所に停車すること、停車後に慌てて車から降りることなく、ラジオをつけて地震に関する情報収集をすること、明らかに状況が悪い時には速やかに自動車から離れるが、その際にはカギを車内に置いておき、救助活動上の必要からスムーズに移動できるようにすることを挙げた。

 また、大きな地震が発生してからしばらくは余震が頻繁に発生する恐れがあるため、可能な限り自動車を利用しないようにすることにも留意すべきだとしている。

 そして、普段から地震に備えてドライバーがとるべき行動として、車内にある程度の食料や防災用品を置き、車内に閉じ込められてしまった場合に備えること、大地震発生時にはガソリンスタンドが非常に混雑するため、できる限り燃料は普段から十分に入れておくことの2点を紹介した。

 記事はそのうえで、「これらの内容を見ると、とても普通な当たり前のことだと感じるかもしれない。しかし、地震が本当にやってきた時にパニックに陥らず落ち着いて行動できるかは全く分からないのだ」とし、緊急時や災害発生時に落ち着いて「当たり前のこと」をやることこそがリスク管理上非常に大切なことであり、普段からその心構えを持っておく必要があることを論じている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)