中国メディア・重慶晨報は16日、サッカーの日本と韓国のユース代表が国際大会で歴史的な成績を挙げる一方で、中国代表が進歩できていないことから中国のサッカーファンがやきもきした思いに駆られているとする記事を掲載した。

 記事は、日本時間の15日夜から16日未明にかけてトゥーロン国際大会とU-20ワールドカップの決勝戦がそれぞれ行われ、前者では日本が、後者では韓国が初優勝をかけて戦ったものの、惜しくもいずれも敗れて準優勝に終わったとした。

 一方で、両国にとってそれぞれの大会で決勝に進出するのは初めてであり、アジアでトゥーロン国際大会決勝に進むのは2007年の中国以来2度目、U-20ワールドカップも1981年のカタールと99年の日本以来3度目の快挙であると伝えている。

 特に、トゥーロンでブラジルと戦った日本のU-22代表について「決してブラジルに引けを取ることなく、最後はPK戦で惜しくも敗れた。特筆すべきことは、0-1とリードされた後にFW小川航基がブラジルの守備の乱れに乗じてゴールを決め、今大会で唯一ブラジルから得点を奪ったことだ」と評している。

 記事はそのうえで、同じくトゥーロンに出場した中国U-22代表がグループリーグ1勝2敗で決勝トーナメント進出を逃したうえ、7位決定戦でもチリに敗れて8位という結果に甘んじたと紹介。U-20代表も親善試合で格下のパレスチナに4-2という大味な試合を展開したことを日本や韓国との対比として伝えた。

 そして、「総じて、日本は選手層の恐ろしいほどの厚さを感じさせた。韓国は個人の活躍が光った。総合力でも個人力でも中国のユースは日韓に距離を置かれている。それがどれほどかについてはもう何度も語る必要はないだろう。恥を知ってこそ勇となる。もう、ピッチ上で他人に踏みつけられることがないように努力しなければならない」とし、先日大問題に発展した韓国選手による「優勝カップ踏みつけ事件」を想起させる言葉で締めくくっている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)