中国紙・解放日報系のウェブメディア・上観は15日、日本の食べ物の素晴らしさについて紹介する記事を掲載した。

 記事は、海外旅行に出かけると、食べ物が口に合わずに少々痩せて帰ってくるということがしばしばあるが、日本に限って言えばなんでもおいしくて止まらなくなるので太って帰ってくるとした。また、近隣の中国からの影響が随所に感じられる日本の食べ物は、最も中国人に合った外国の食べ物と言えると紹介している。

 そのうえで、日本の食べ物は精緻さが大きな特色になっているとし、例えば懐石料理では一口で食べられるほどの分量の料理が7~8皿供され、それぞれの皿に料理がきれいに盛り付けられていると紹介。赤に黄、そして緑と色彩のバランスにも配慮がなされており、視覚的にも魅了されるとした。

 また、料理の盛り付けの美しさだけではなく、盛り付ける器の美しさがさらに際立っているとし、その素朴さ、優雅さ、小さいながらも作り込まれた質感は、まるでそれぞれの器が芸術品であるかのような印象を与えると評した。そして、「帰国したらまず、家で使っている食器をいいものに変えようと思った」と伝えている。

 さらに、料理を作るうえでの作り手の仕事ぶりについても注目。天ぷら用のエビは丁寧に頭と殻を剥いて背ワタを取るとしたほか、東京で見たウナギの蒲焼はまずウナギの表面をあぶったうえで蒸籠に入れて蒸し上げ、それから炭火の上にのせて焼きながら秘伝のタレを掛けるという手間がかかっていると説明し、このような仕事があるからこそ「琥珀色を呈した蒲焼は表面がパリッとして中が柔らかく、タレが染み込んで油っこさを感じさせない」味わいが実現するのだとした。

 記事は最後に、日本から帰って来てやや体重が増加しただけでなく、ウナギや天ぷら、寿司の味が忘れられなくなってしまう症状にかかってしまったことを打ち明けて文章を結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)