中国メディア・東方網は14日、日本への出稼ぎは非常に辛いというイメージがあるが、必ずしもそうとは限らないとする記事を掲載した。

 記事は、「日本に行って仕事をするのは、われわれが普段から想像しているものとは違うかもしれない。そもそも外国に行くというのは大変な労力を伴うものなのだ」とした。一方で、海外に出て働くというのは、他ならぬたくさんお金を稼ぐためであり、自らを鍛えキャリアを積むためであり、遊びに行くためではないと指摘した。

 そして「残業はあるが、残業代はちゃんと出る。残業すれば疲れるかもしれない。しかし、働く目的はお金を稼ぐことにあるうえ、日本の残業代は非常に魅力的だ。若ければ2-3年は多少の苦労を厭わずしっかり働き、帰国してから生活を楽しめばいいではないか」としている。

 そのうえで、日本で3年間技能研修生として働いた若者の事例を紹介。出国時はまだ19歳で社会の右も左もわからず、仲介会社や派遣先の会社に騙されたり悪い扱いをされたりしないか心配だったが、幸いにも頼りになる仲介会社で、派遣先の会社の人もいい人ばかりだったとした。

 最初の1年は仕事が大変だったが、まじめに働いて経験を積むと、最終年の3年目には作業効率が日本人よりも高くなり、毎日早い段階で自身のノルマを達成できるようになり、給料も残業代も増えたと説明。最初に努力を重ねたことで、最後の1年はストレスのない生活を送ることができたとしたほか、会社の福利も充実していて、毎年社員旅行があったり、定期的に外出して遊ぶ機会があったと伝えている。

 「日本での生活は楽しい」、「日本での生活は非常に辛い」という個々の見方はどちらも片面的であり、これらが偏って重なれば誤解やステレオタイプを生む可能性がある。「いいところもあれば、悪いところもある」という姿勢を持つことが大切だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)