6月6日からの1週間で、サーチナで最も読まれた記事ベスト3は以下の通りだった。

 第1位は、「東南アジアの人びとが「中韓のように日本を恨まない」理由=中国メディア」(同:6月3日)。前週の2位からランクアップした。中国人にとっては「東南アジアの人びとが日本の過去の蛮行に対して、ほとんどと言って良いほど反応を示していないこと」であり、まるで過去の日本の行いなどすっかり忘れてしまったかのように思えることが不可解だという。

 その理由として、東南アジア各国は、欧米によって植民地化されていたところを、日本の侵攻によって、「植民地からの解放、独立」につながっていった。すなわち、日本について解放をもたらした良い側面が現地の人々に強く印象付けられているためであると解説している。

 第2位は、「信じられない! 日本がミャンマーで建設中の道路、3年かかってまだ未完成=中国メディア」(同:6月7日)。「一帯一路」の政策の下で、世界各国にインフラの輸出を強化している中国では、それに伴う経済支援にも積極的に取り組んでいる。日本は、中国に先行してアジアの国々を中心とした開発援助を実施してきたが、日本のインフラ整備は、中国人の感覚からは遅すぎると皮肉っている。

 日本は、2011年の民政移管を機に、凍結していた対ミャンマー円借款を再開。国際協力機構(JICA)は、2014年にヤンゴン総合都市交通計画(YUTRA)を作成し、2035年までの計画でヤンゴン交通網を整備する支援を続けている。記事で取り上げているマンダレーとムセ間の道路は、ヤンゴンからネビドーを経由してマンダレーをつなぐ中央南北回廊に接続する幹線道路。日本は、「経済活動を止めないまま工事を進める」ことなど、日本の都市開発で培ってきたノウハウの伝授も含めた活動を行っているようだが、ミャンマーは国家全体で各地域で大規模なインフラ整備が求められており、予算の確保は極めて厳しい問題になっているようだ。

 一方、東南アジア地域には、中国も関係の強化を図っており、日本とはインフラ整備支援などで様々な地域・局面で競合することが多い。

 第3位は、「『世界的に見ても上位』の韓国の軍事力、これは果たして「真実なのか」=中国メディア」(同:6月11日)。米国の軍事力評価期間が発表した世界の軍事力ランキングで、トップ3は、米国・ロシア・中国だったが、日本が6位、韓国が7位にランクインしていることに中国メディアが着目。特に、GDP(国内総生産)では世界のトップ10に入らない韓国が、軍事力で高く評価されていることに疑問をさしはさんだ。(写真は、3つの記事のイメージ写真を合成。イメージ写真提供:123RF)