サッカー女子ワールドカップ(W杯)フランス大会で、日本は初戦アルゼンチンと引き分けた。2011年W杯の優勝チームであるなでしこジャパンの実力の高さは中国でも認められ、高く評価されている。

 中国メディアの今日頭条は11日、「ワールドカップに出場する日本の女子選手たちも、背後では生活に苦労していた」とその実情を伝える記事を掲載し、サッカーだけで生計を立てることができない選手もいたことに驚きを示した。

 中国は世界でも女子サッカーが早くから発展してきた国の1つだ。なでしこジャパンで知られる日本女子サッカー選手に対して、中国女子サッカー選手は赤いユニホームにちなんで「鋼鉄のばら」の愛称が付けられたこともあった。

 中国は1999年の米国大会では惜しくも米国に破れて優勝を逃したが、記事は「なでしこジャパンは中国が逃した夢を2011年W杯で米国を破って成し遂げた」と、その実力を評価。W杯での優勝はアジアにとって大きな快挙であり、不利とされるアジア人の体格や競技人口の少なさのなかで成し遂げた偉業であったと指摘した。

 続けて、なでしこジャパンという愛称は「大和撫子」という言葉が語源となっており、その言葉からは「清楚な美しさや、物静かで控え目な弱々しい印象を受ける」とするも、日本女子サッカー界が歩んできた道のりを見ると、彼女たちの「強さと逞しい姿」を知ることになったという。それはなでしこジャパンが11年に世界の頂点に立った時でさえ「サッカーの収入だけでは生活できず、他の仕事をして生計を立てていた選手がいたからだ」と、華々しさとは真逆の状況にあった選手もいたことを伝えた。

 記事は選手たちの待遇は以前に比べれば改善されていると伝えたが、中国人からすると「国を代表するスポーツ選手は生活上の保証が得られている」のかと思いきや、日本では決してそうではないということに大きな衝撃を受けたようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)