中国メディア・東方網は8日、「夏の日本に来てショッピングばかりしていてはもったいない、おもしろい祭りを体験しに行こう」として、東北各県を代表する夏祭りを紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本では毎年夏になると北は北海道から南は沖縄まであらゆる場所で多種多様な夏祭りが開催されるとしたうえで、東北地方の各県で毎年行われる大きな夏祭りを6つ紹介した。

 1つめは、青森県で行われる青森ねぶた祭だ。この祭りは夏の暑い中で人びとの精神を高ぶらせ、睡魔を追い払ってしっかりと働くようにすることで、豊かな実りを得ようとすることがもともとの目的だったとし、人びとが想像した睡魔が巨大な灯篭として作られるようになり、怖い形相をした睡魔の灯篭によるパレードが行われるようになったと紹介した。「ハネト」の人たちが威勢良く踊りながら練り歩く姿や、クライマックスの花火大会も見どころであると伝えた。

 2つめは、宮城県仙台市の仙台七夕まつりである。この祭りでは毎年美しい七夕飾りが街を埋め尽くし、この日のために多くの市民が飾り付けに精を出すと紹介。特に夜は暗い中で映える七夕飾りが非常に美しいほか、縁日や踊り、花火を楽しむことができるとしている。

 3つめは、秋田県の秋田竿燈まつりだ。平安を祈り、邪気や病魔を払い、豊作を願う祭りとして江戸時代から代々伝わっており、長い竹竿に括りつけたたくさんの灯篭を持って練り歩き、クライマックスでは額や肩、腰などに載せてバランスをとる妙技が披露されるとした。賑やかな笛や太鼓に、「どっこいしょ」という掛け声が相まって盛り上がりは最高潮に達すると伝えた。

 4つめは、山形県の山形花笠まつり。この祭りは比較的歴史が浅く、1963年に山形の観光業振興を目的に始まったものが現在まで続き、東北地方を代表する大きな祭の1つになったと紹介。祭りのメインは大型のパレードで、さまざまなグループが「花笠音頭」に合わせて踊りを披露することで有名だとしている。

 5つめは、岩手県の盛岡さんさ踊りだ。起源は現地に伝わる悪魔退治の神話で、やはりメインストリートでの大型パレードが見ものであると紹介。パレードでは太鼓を打ち鳴らしながら集団で踊り歩くさんさ踊りのほか、仮装グループや花車も登場し、外国人観光客がパレードの列に混ざる光景も見られると伝えた。

 そして6つめは、福島県の福島わらじまつりである。この祭りでは長さ12メートル、重さ2トンという巨大な草鞋が神輿のように担がれ大通りを練り歩くほか、「わらじおどり」など草鞋に因んだ各種イベントが開かれると紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)