中国メディア・東方網は9日、「初めて行った日本で、とくにグルメに魅了されて帰ってきた」とする記事を掲載した。記事の作者が感動したのは飲食店での食事ではなく、各地の市場で味わうことのできる新鮮な「市場グルメ」のようだ。

 記事は、中国人をはじめとする外国人観光客に特に喜ばれている市場として、大阪の黒門市場を紹介。この市場では鮮魚店などが店に調理スペースを併設し、魚を捌いたり魚介類を網で焼いたりしてその場で食べさせてくれるとし、「買ったばかりのホタテや生ガキをきれいに洗ってから網の上で焼き、コショウや特製のタレを付けて食べる体験は、まさに夢心地である」と伝えた。

 また、日本料理店や寿司屋で寿司を食べるには値段的な敷居が高すぎると思う人は、市場で売られている寿司を買って食べてみることを勧めている。毎日新鮮な海産物が店に到着次第下処理を開始して調理された市場の寿司は、「いわば大海原の味わいを持っている」と評価。店で食べるよりもかなり安い値段でおいしい寿司を購入することができると説明する一方、出足が遅いと売り切れてしまうので注意が必要だとしている。

 さらに、観光客向けのサービスが充実している日本の市場ではさまざまなグルメが楽しめるうえ、その価格についても非常にわかりやすく表示されていることから、店にぼったくられる心配も無用であるとした。中国人の庶民の金銭感覚からすれば決して安いわけではないが、食材の質や鮮度は非常に高く、必要以上の加工をすることなく食材本来の味を楽しむという大きな満足が味わえるのだと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)