在日米軍は家族を含めると9万人以上いると言われている。これは、在韓米軍を上回る規模だという。中国メディアの今日頭条は8日、「日本はすでに強大な国なのに、なぜ米軍が駐留しているのか」と題する記事を掲載した。

 米軍が駐在するようになったのは、いうまでもなく太平洋戦争の後のことだ。そのため記事は、日米の関係について「占領する側とされる側」と指摘。しかし、戦後70年以上が経過した今では、日本は「世界の強国になり、軍事力でも世界で上位に入る」とし、日本にいまだに米軍が駐留しているのはなぜなのか、その理由を分析した。

 記事によると米国には2つの目的があるという。その1つは「東南アジア戦略」だ。世界大戦後、米国は欧州や中東、東アジアなど世界中に米軍を置いたが、日本と韓国もその一部だと指摘。「資本主義陣営と社会主義陣営」というせめぎ合いが当時はあったため、東アジアの大国を「封鎖」するには、地理的に日本と韓国が重要で、だから今も米国は簡単に日本から撤退しないのだと論じた。

 2つ目は、「日本の軍事力強化を見張り、抑制するため」と分析。日本は攻撃性のある武器を発展させようと試みていると主張する一方、在日米国軍はそんな日本を監視・監督し、日本の軍事力が発展しすぎないよう抑制する役割を担っていると論じた。

 記事によると、日本としては米軍を追い出したくても「安保条約があるため不可能」だと主張する一方、「米軍の保護のもと、日本は軍事力を強化できる利点もある」とした。

 結局、米軍の日本駐留は「米軍が日本を守る」という意味合いだけではなく、「両国の利益」になっていると記事は主張している。日本国内でも賛否両論あるものの、中国が急速に軍事力を強化しているなかで、在日米軍は中国に対する大きな抑制力となっている部分はあるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)