日本は歴史的に見て中国から様々な分野で大きな影響を受けた国だ。しかし、現代においては日中では様々な違いが存在し、それは「人間関係」においても大きな相違が存在する。中国メディアの今日頭条は6日、中国人が日本人と交流するうえでは「相手の呼び方を見れば、自分と相手との距離が分かる」として、日本語の表現からは人間関係の距離が見て取れると説明する記事を掲載した。

 記事は、「日本人の人間関係は中国人とは違っている」と伝え、「まず相手と適度な距離を保ちつつ、徐々に互いを知り、自分の感情を率直に伝えられる関係性は十分に時間をかけながら築く」というスタンスを取ると紹介。それゆえ中国人からすると「日本人は初対面の時から非常に礼儀正しいという好印象を受けるが、そこから心を通わせるほどの友達になるのは非常に難しい」と指摘した。

 それは日中の人間関係の築き方の違いが大きく関係していると言えるが、「友達関係を表現する日本語を見ても、その程度には段階があることが分かる」と指摘した。例えば、中国語の字幕が存在する日本のドラマを見ていると、「知り合い」と「友達」という日本語を同じように扱って、中国語の「朋友(友達)」と訳しているケースが見られるが、この2つの日本語には大きな違いがあると指摘。

 「知り合い」と言うのは、職場や学校が同じで互いに面識がある程度で使う言葉で、「友達」と言うのは互いに心を打ち明けられるような関係を表わすと説明し、「知り合い」は決して中国語の「朋友」とは同じではないと強調。また、日本語では相手を呼ぶ際に、「呼び捨て」なのか、「あだ名」なのか、「ちゃん」づけなのか、それとも「さん」づけなのかという点でも、親しさや人間関係を推し量ることができると紹介した。

 中国人は自分の感情をストレートに表現し、初対面でも相手との距離感は比較的近いと言える。また、地下鉄などの車内で隣に座りあった人同士が話をすることなども日常茶飯事であり、特に珍しいことではない。また、中国人は「地縁」や「血縁」などを日本人よりも重視する傾向が強く、知らずの人を信頼することはないが、一度深い関係が築かれれば、その関係は日本人には想像できないくらいの強固さを持つと言われる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)