2018年から中国の自動車市場は低迷しており、日系車メーカー以外は販売台数が伸び悩んでいる。これは韓国車も例外ではなく、中国メディアの今日頭条は6日、「韓国車の競争力はすでに中国車に抜かされてしまったのか」と題する記事を掲載した。

 記事は、「確かに中国車は急速に力を付けてきた」と伝え、韓国車と比べた時の中国メーカーが勝る点について分析した。その1つが「外観と内装」だ。液晶パネルのスピードメーターを使用し、本革シートを採用するなど、内装に安っぽさがないという。また、「アフターサービス」も最近では万全で、ディーラーが多いためにどの都市でも修理が可能で、購入コストも比較的安いので経済的だとしている。

 一方、これまでコストパフォーマンスの高さで高い評価を受けていた韓国車は、評価を落としてきているという。その1つの理由が「故障率の高さ」だ。このため、一部のユーザーは韓国車の品質に疑念を抱くようになっているという。また、「外観と内装、コストパフォーマンス」の面でも劣るようになったと分析。中国車の品質がますます向上しているため、優位性が落ちたとしている。さらに、「残価率」が韓国車は低いと指摘。日系車と比べるとすぐに値崩れすると指摘した。

 しかし、韓国車にも中国車と比べてまだ優位性を保っている分野もあるという。その1つが「エンジン」で、特に排気量の大きなエンジンでは中国製エンジンは韓国に及ばないと分析。また、「安全性」においても、米IIHS(アメリカ道路安全保険協会)が発表した衝突テストの結果によると、韓国車は良い成績を収めていると伝えた。

 記事は結びに、中国車は確かに進歩がみられるが、韓国車とはいまだに差があることを直視すべきだと指摘。いずれにしても、消費者は韓国車・中国車双方の長所と短所を見比べて購入を決定するように勧めている。

 中国メーカーが進歩している中で韓国車のシェアはますます小さくなっており、そんな中で唯一売り上げを伸ばしている日系車の健闘がより際立っているともいえるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)