中国自動車市場はすでに1年近く低迷し続けており、市場には逆風が吹いていると言えるだろう。多くのメーカー逆風にさらされるなか、日系車は堅調さを保っていると言えるだろう。中国経済の成長率鈍化と自動車需要の持続的な低迷という状況下で、売れる車には間違いなく「圧倒的な強み」があるはずだが、中国メディアの快資訊は4日、中国人消費者が日系車を買うにあたって評価している点を考察する記事を掲載した。

 記事は、日系車を買う中国人消費者がもっとも評価しているのは、日系車の「燃費の良さ」、「故障率の低さ」、「乗り心地の良さ」であると指摘したが、まず、燃費についてはドイツ車より日系車の方が良いのは「争えない事実」だと説明。また、「故障率の低さはさらに重要」であるとし、低い故障率はメンテナンスにかかるコストを低減させ、故障の心配のない気楽さと下取り価格が下落しにくいなどのメリットを生み出すと説明した。費用がかからず気楽に運転できる日系車が消費者から歓迎されるのは当然であり、また、故障率の低さは日系車の「精魂のこもった技術」と切っても切り離せないと称賛した。
 
 さらに日系車の乗り心地の良さはサスペンションによるところが大きく、自重は決して軽くないが走りは軽く感じるように設計されていると指摘。また多くの消費者は自動車購入時に周囲の人々の意見を聞くため、クチコミは中国市場で非常に大きな影響力を持つが、日系車が自らの実力によって獲得した「成熟していて故障しにくい」という評価は、中国人の日本に対する歴史的な感情などの消極的な要素を乗り越えて中国人消費者の間に蓄積されていると指摘した。

 上記以外にも、日系車は「東洋人の美的感覚に合っている」という理由で日系車を選ぶ中国人もいるようだ。また下取り価格が下落しにくいという点については、2019年4月に中国ネットユーザーたちの間で中古価格の保持率ランキング表が広まったようだが、このランキング表によれば3年落ちの価格保持率の1位から6位まではすべて日系車であり、これは中古車でも日系車の人気が高いことを示していると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)