中国では幼少の子どもたちがスマートフォンのゲームに熱中している姿をよく見かける。親にとっては手軽に子どもを満足させられる便利な遊び道具かもしれないが、スマホを早く与えすぎることや過度の使用が子どもに悪影響を与えると警告する報道も中国では見られるのが現状だ。

 親は子どもに遊びを通して健全に育ってほしいと願うものだが、中国メディアの捜狐は4日、日本の子どもたちに人気の「クッキングトイ」は、子どもたちの想像力や実践能力を向上させる遊び道具だと絶賛する記事を掲載した。

 記事は数々のクッキングトイについて、例えば恐竜や火山の形に型取りできるチョコレート味のプリン、小さな人形に様々な髪型を与えられる飴細工、小さなラーメンの形にして食べることのできるコーラ味のゼリー、さらに様々な形の可愛いクラゲに型取りできるゼリーを紹介しているが、これらのクッキングトイは子どもたちに「作る喜び」を与えられる遊び道具であることを写真付きで強調した。

 また、ある中国人の母親が日本旅行でスーツケース一杯に買ってきたものは化粧品やブランド品ではなく、クッキングトイだったと紹介。日本ではスーパーやコンビニで簡単に購入できると説明し、日本のクッキングトイに「ずっと夢中になっている」中国人の子どももいるほどだと強調、絶対に中国人の子どもたちの心をつかむことのできる遊び道具だと絶賛した。

 記事が重要視しているのは、子どもたちは遊びの中で「創造力を発揮する」存在であり、日本のクッキングトイはその機会を子どもたちに与えられる、という点だ。そうした機会を与えらえた子どもたちは、現在の中国が求めている「革新」能力を育むことができるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)