日本で暮らす中国人は近年増加傾向にあるが、こうした中国人たちは日本で暮らしているうち、「知らず知らずのうちに、日本に染まっていく」のだという。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本で暮らしているうちに染み付いてしまう習慣について紹介する記事を掲載し、「中国に帰国したら改めないと、中国に適応できなくなる」と伝えている。

 記事が挙げた習慣はいずれも日本ならではのものであり、中国と大きく異なっている習慣や文化と言えるだろう。まず挙げたのは「日本では玄関の鍵を閉めなくても空き巣に入られず、貴重品を落としても手元に戻ってくる」というものだ。中国ではどのような高層マンションであっても窓には防犯用の格子が設置されていて、玄関の扉は二重の防犯扉になっているのが一般的だ。それだけ空き巣が多いということだが、日本で暮らしているうちに「無用心」になってしまっては、確かに中国帰国後に問題に遭ってしまいそうだ。

 続けて挙げたのは、「買い物をしてお釣りをもらう際、紙幣の真贋を確認しなくなる」ということだ。中国では近年キャッシュレスが進んでいて、紙幣を使う機会が激減しているものの、偽札が大量に流通しているため、お釣りなどで紙幣を受け取る際には真贋の確認が必須で、スーパーなどのレジには必ず真贋識別機が存在し、客前で確認するのが普通のこととなっている。また、同じお金がらみだと、「日本ではお釣りを受け取った際、金額が正しいか確認する必要がない」とも伝えている。

 さらに記事は、「店頭で商品を確認せずに買い物をする」という習慣も「中国に帰国したら改めないといけない」と指摘した。中国では百貨店などで買い物をしても、「箱」と「中身」が別物ということがありえないことではないため、高額な商品であればあるほど、支払いの前に商品の現物を確認するという人が少なくない。日本では商品の中身がすり替えられるという問題はまずないため、中身を確認して買い物をする必要もない。

 そのほかにも「日本のトイレは紙が設置してあるため、外出時にティッシュペーパーを持ち歩かなくても大丈夫」、「日本人は殴り合いはもちろん、口喧嘩もほとんどしないため、中国人も気質が優しくなる」、「すいませんが口癖になる」、「たばこのポイ捨てや痰吐きをしなくなる」、「公衆電話や自動販売機が故障していないのが当然のことと思ってしまう」といったことも、中国に帰国したら「行為や認識を改める必要があること」だと伝え、日本と中国では様々な習慣が大きく違っていることを伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)