中国メディア・東方網は4日、中国でも非常に人気が高いマンガ「ドラゴンボール」の原作者として知られるマンガ家の鳥山明氏がこのほど、フランス政府から芸術文化勲章を受章したと報じた。

 記事は、鳥山氏について、「Dr.スランプ アラレちゃん」やドラゴンボールの原作者として広く知られ、1980年代より日本のマンガ界で活躍してきたと紹介。この2作品は長年にわたり非常に大きな売り上げと評判を勝ち取り、同氏にとっての最高傑作とされていると伝えた。

 また、フランスでは70年代より徐々に日本のアニメがテレビで放送されるようになり、80年代には日本とほぼ同時に放送される作品も出始めたと説明。その中でもドラゴンボールは絶大な人気を集め、50%以上の視聴率を獲得したこともあるとしている。

 そして、ドラゴンボールの原作はすでに完結してから20年が経過するものの、その人気は全く衰えるどころかさらに高まっており、最新版の映画はシリーズ最高の世界興行収入を獲得したと紹介。また、作品をモチーフにしたゲームも非常に多くのファンを得ていると伝えた。

 さらに、鳥山氏やドラゴンボールの中国に対する影響力についても言及。中国のマンガ・アニメ愛好者は「1980、90年代の海賊版マンガの流通」によって小さい頃にドラゴンボールをはじめとする日本のマンガに親しんだ記憶を持っているとし、多くの人がマンガの世界に飛び込むきっかけになった作品がドラゴンボールなのだと説明している。

 記事は、最後に「鳥山氏とその作品は、マンガ界に巨大な影響を与えたということができる」とし、その影響が日本のみならず中国をはじめとする世界全体に及んでいることを改めて強調した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)