フランスで開催されているサッカーのトゥーロン国際大会で、中国のU22代表はアイルランドのU21代表に1−4で敗れた。これで過去のトゥーロン国際大会も含め、中国代表は18戦0勝となったという。中国メディアの今日頭条は4日、中国のサッカー界は若手の育成に失敗していると強調し、このままでは「中国代表は今後も日本と韓国に蹂躙されることになる」と危機感を示す記事を掲載した。

 トゥーロン国際大会はフランスで毎年行われる23歳以下の選手達が出場するサッカーの国際大会だ。この大会に出場する若手選手たちは将来、国のA代表に選ばれる可能性が高く、同世代の実力を見れば、その国の数年後のA代表の実力を測ることができると言えるだろう。
 
 記事は、トゥーロン国際大会で日本は前回王者のイングランドに2ー1で勝利したことを紹介する一方、中国が敗れたアイルランドの選手達は中国の選手達より最低でも1歳は若い選手ばかりだったと強調。トゥーロン国際大会において中国代表が敗戦を繰り返すのは「もはや当たり前のこと」となっていると指摘し、なぜなら中国は2007年を最後に、1度もトゥーロン国際大会で勝てていないためだと指摘した。

 続けて、中国がトゥーロン国際大会で最後に勝利したのは07年のガーナ戦であり、この時は中国は決勝トーナメントに駒を進めたものの、フランスに惜敗したと紹介。この時が中国サッカー代表がトゥーロン国際大会で輝きを放った最後の時だったと伝え、中国はガーナ戦以降はトゥーロン国際大会で18戦0敗という成績となっており、特に11年と15年の大会は「全敗」という成績だったと指摘した。

 一方、日本と韓国はポーランドで開催中のU-20ワールドカップにも出場中であり、日本はグループステージで強豪国のメキシコを破り、イタリアとはドローというパフォーマンスを見せたと紹介。また、韓国はアルゼンチンを撃破するなど、日韓ともに若手選手の育成に成功していることを示す結果を挙げたことを強調する一方、中国はU-20ワールドカップに出場すらできていないと指摘。日本には優れた若手選手が雨後の筍のように次々に出てきていると指摘しつつ、中国と日韓のサッカーにおける実力差はもはや「想像しがたいほど大きく、このままでは中国は今後も日韓に蹂躙されることになるだろう」と伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)