中国メディア・東方網は3日、卓球中国オープン男子シングルス準決勝で日本の張本智和選手を下し、決勝にも勝って優勝した元世界ランク1位の馬龍選手が、次戦会場の日本に向かう深夜の空港ロビーのベンチで眠る様子が目撃されたと報じた。

 記事は、中国オープンを終えた中国代表選手たちは12日に始まるジャパンオープンに向けた準備に入っており、日程が近いことからすぐに飛行機で日本に入り、現地でトレーニングを行うことになっていると伝えた。

 そのうえで、中国時間3日午前3時ごろに、中国国内の空港ロビーにあるベンチに横たわって仮眠をとっている馬選手の姿をある卓球ファンのネットユーザーが目撃したと紹介。このユーザーが中国版ツイッター・微博上に仮眠をとる馬選手の画像を掲載するとともに「その寝姿に心が痛む。昨晩中国オープンで優勝したと思ったら、深夜にそのまま空港に向かっていた。そして、疲れて寝てしまったのだ。膝や腰、頸椎に故障を抱えながら各大会を転戦し勝つというのは、本当に大変なことだと思う」と感想を綴ったとしている。

 記事によれば、男子シングルスの決勝戦が終わったのは同2日午後9時過ぎで、試合後の記者会見に出席して空港に向かったのはすでに深夜だったという。「あまりのハードスケジュールにさすがの鉄人も耐えられず、わずかな時間を使って仮眠をとったのだ」と記事は説明した。

 故障による療養から復帰して間もない馬選手にとって大会に続けて出場するのは間違いなく大きな負担になるだろう。記事は、今年のジャパンオープンは来年の東京五輪を控えての大会という大きな意味を持つことから、馬選手も多少の無理を押してでも出場する予定だと紹介。7月初めに行われる韓国オープンの出場リストに馬選手の名前はなく、ジャパンオープン後にようやく休養をとることができる見込みだと伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)