外国人が異国の地で生活する際、現地の生活習慣にいち早く馴染むことが必要だ。中国メディア・今日頭条は5月31日、日本での生活で中国人が慣れなければならない事柄を紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本では気分が悪くなるなどして誰かが倒れた際に、多くの人が進んで救助に参加するとした。「ある時、電車のなかで1人の女性が意識を失った。すると同じ車両にいた乗客が直ちに乗務員に知らせるとともに、座席を素早く空けて女性を座席上に寝かした。そして、次の駅に到着してドアが開くと、待機していた係員が担架で女性を運んでいった」と紹介したうえで、中国国内では倒れた高齢者を助けようとして高齢者に訴えられるトラブルがしばしば起きることを挙げ「日本社会はポジティブなエネルギーが多いと感じた」と評している。

 次に挙げたのは、セルフサービスの場面が非常に多い点だ。記事は、日本全国に飲み物の自動販売機が無数に存在するだけでなく、スーパー、病院、ガソリンスタンドなどといった場所でもセルフでの会計が行われていると紹介。中には各種証明書を自動発行機で受け取る大学さえあるのだと伝えた。

 また、飲食店では頻繁に店員に対して料理の催促をしない点を提起している。中国では二言目には「ねえ、料理はまだなの」と聞いてしまいがちだが、日本では何度も店員に料理の催促をするのは失礼な行為であると考えられており、店からも要注意客として目を付けられることになるとしている。

 記事はこのほか、公共の場所で靴を脱ぐことが多い、電車やバスの中で大声で話したり、電話で通話したりしない、あいさつをされたら必ずあいさつを返すことといった点を挙げて説明した。

 一番最初の「倒れた人がいたら助ける」という心構えは常識と言うべきものだが、現代の中国社会においては「物好き」と捉えられがちであり、「関わらない方が幸せ」という考えのもとで進んで救いの手を差し伸べないことが「常識」になってしまっている。この点については日本云々ではなく、中国社会がもう一度よく見直し、考え直さなければならない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)