中国では結婚して家庭を持つことが幸せであるという考えが根強く、多くの若者は両親や親族から早く結婚するようにとの圧力を受ける。一方、長く続いた「一人っ子政策」の影響から、男女の人口比が偏っている中国では男性の数が女性よりはるかに多くなっている。2020年には、中国で結婚適齢期とされる20-45歳の年代において、男性が3000万人も女性よりも多くなると言われていて、結婚できない男性が増えると同時に女性が結婚相手に求める要求は高くなっている。

 日本でも近年は晩婚化が増えているほか、結婚しないことを選ぶ女性が増加しているとされることに興味を抱く中国人は多い。中国メディアの捜狐は29日、「日本で独身女性が増えているのはなぜなのか」と問いかける記事を掲載し、中国人女性の見解として「日本人女性の要求が高いからではないか」と主張する記事を掲載した。

 記事はまず、日本人女性は中国で「良妻賢母」であり、結婚対象として申し分ないと見られていると紹介。だが、近年では独身の日本人女性が増加しているのは不可解だと伝える一方、その原因はどこにあるのかと疑問を提起した。

 その理由について、多くの日本人女性は「パートナーに自分の独身生活を侵害されたくない」といった希望のほか、パートナーに求める条件として、「年収が500万円以上」などの金銭的条件を掲げることが多いと紹介。日本人の給料は年齢と共に上がっていくことが一般的であるため、こうした条件に合致しない男性は必然的に恋愛対象にならないと分析、こうした条件について、「中国人女性からすれば、日本人女性の要求は非常に高く映っている」と強調した。

 記事では、「日本よりも中国の方が恋愛、結婚しやすい」と主張しているが、冒頭で触れた男女比の偏りの影響から、近年の中国でも女性が男性に求める要求が高くなっているのが現状だ。女性は男性に対する結婚の条件として、住宅や車を所有していることを求める。さらに、地方によって額は異なるが、結納金も年々増加していて、中国人男性の経済的なストレスは増大していると言われている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)