近年の経済発展とブームにより、多くの中国人が海外旅行へ出かけるようになっている。日本は中国人に人気の渡航先となっていて、訪日中国人が年々増加しているのは周知の事実だ。だが、14億人に迫る人口を誇る中国からすれば、日本を訪れている人はごく一部に過ぎず、日本語が話せないという理由から個人旅行を躊躇する人も少なくないという。

 中国メディアの今日頭条は28日、日本語が話せなくても日本旅行を楽しめる「攻略法」を紹介する記事を掲載した。これまで何度か日本を訪れたことがあるという中国人筆者は、日常会話程度の英語を話せるが、日本語はほとんど話すことができないそうだが、日本旅行で日本語を話す必要のある機会は減っており、むしろ日本側が中国語に対応するようになっていると伝えている。

 具体的な例として記事は、電車や地下鉄を利用したい場合には切符を購入する必要があるが、日本では一般的に券売機の上部に大きく路線図が表示されていて、いくらの切符を購入すればよいか一目で分かると紹介。また、中国では使用することが出来ないが、グーグルマップは中国語にも対応しているため、行き先を調べるにも問題はないと伝え、日本語が話せなくても移動で困ることはないと指摘した。

 また、ホテルも事前に予約することが可能であり、チェックインの際に価格を日本語で尋ねたりする必要は全くなく、予約番号とパスポートを提示すれば一言も声を発することなく手続きが終わると伝えた。どうしても日本語で対応しなくてはならない場合には、翻訳アプリを使用すれば良いと強調した。

 さらに、買い物を楽しんだり、レストランで食事をする際にも日本語ではなく中国語でコミュニケーションをとることが出来るようになっていると紹介し、食券の販売機が中国語に対応していたり、中国語の話せる店員がいたりするためと紹介。購入したい商品の詳細が分からない場合には、スマホで写真を撮って、中国の大手ECサイトで調べればすぐに分かると伝え、「日本語が話すことが出来なくても、日本旅行は全く問題ない」と論じた。

 日本では中国人旅行客の受け入れ態勢が着々と進んでいるが、日本人が中国を訪れた場合には多くの不便を強いられることになる。グーグルやLINEは、中国国内では使用することができず、困ったことがあってもすぐに調べたり、誰かと連絡を取ることができないためで、中国国内で使用できる別のサービスを使わなければならないためだ。日本人にとって、中国国内ではすべてが漢字で表記されており、漢字を見れば概ね意味を理解することができるのは不幸中の幸いと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)