旅の楽しみ方には様々あるが、ゆっくりと流れる時間や景色を楽しむ「鉄道の旅」は多くの人に愛されている。中国メディアの今日頭条は29日、日本、中国、米国における「鉄道の旅」を比較する記事を掲載した。

 中国人はもともと旅行好きが多いが、近年は人々の生活様式の変化に伴って、旅行は気晴らしや気分転換の方法として人気を集めるようになった。旅行をせずに死ぬことは「あまりに勿体無い」という声もあるほどで、近年は渡航先の文化や人々の習慣を体験することを重視する傾向が強まっている。

 記事は乗車料金を含めて日米中の「鉄道の旅」を比較し、中国人筆者の個人的な批評も加えている。まず、米国については「乗車料金がもっとも割高な国」と指摘。鉄道は飛行機のチケットと比較しても割高であるとし、「米国では広い国土を移動するための主な移動手段は飛行機であるため、利用者は旅行者に限られ、鉄道の切符は常に高価と認識されている」と主張した。

 続いて日本の鉄道については、「米国ほど高価ではないが、日本人からすると他の交通手段と比べて便利な乗り物ではないと認識されている」と指摘。日本では中国のように鉄道で数日かけて移動するという習慣はないために、「中国人からすると乗車したのもつかの間、すぐに目的地に到着してしまい、鉄道の旅を十分に味わうことが出来ない」と感じるとしている。

 最後に中国の鉄道について、「非常にコストパフォーマンスが良い」と批評。中国人にとって、長距離鉄道は高速鉄道が普及するまでずっと利用されてきた「馴染み深い乗り物」であり、車内空間は以前より快適になっているので、現在「あえて時間のかかる鉄道の旅を選ぶのは、安いだけでなく贅沢な時間の使い方と認識されていると」と紹介、中国人の視点から日米中の鉄道の旅についての評価を伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)