留学や仕事などで日本に住む中国人が増加しているが、住んでみると中国との違いを感じる人は少なくないようだ。中国メディアの今日頭条は29日、日本に住み始めたばかりの中国人にとって「なかなか慣れない日本の習慣」を9つ紹介する記事を掲載した。在住歴が長い人ではなく、3カ月程度の中国人に質問したそうだ。

 まず1つ目は、「職場の人間関係が希薄であること」。日本では仕事とプライベートの線引きがはっきりしているが、中国では同僚は友人でもあり、一緒に食事をしたり遊んだりするため、寂しく感じるのだとしている。2つ目は、「日本の借家は家具付きではないこと」を挙げた。中国の賃貸物件では家具・家電付きの部屋が多いが、日本では自分で買いそろえなければならず、引っ越しも大変になると紹介した。

 3つ目は、「店が閉まるのが早いこと」。中国では百貨店でも夜10時まで営業しているので、仕事帰りに食事してからショッピングができるため、夜8時ころに閉店となる日本のデパートは閉店時間が早すぎると感じるようだ。4つ目は、「仕事と子育ての両立が難しいこと」。保育園不足も大きく関係しているが、中国では祖父母が子どもの面倒を見てくれたり、家政婦を雇ったりするのが普通であるため、子育てが仕事に影響を与えることはあまりないという。

 残りの5つは、「カラオケが食べ放題ではないこと」、「屋台がない」ので夜食はコンビニ一択となること、「ごみ捨てが面倒」、旅行用の「使い捨て下着が普及していないこと」、そして、最後は「歩行者優先」であることが慣れないとしている。

 日本に住む中国人が「慣れない」と感じることは意外と多いようだ。記事に対するコメントには、日本旅行へ行った人による「歩行者優先」に対する賛同の声が並んだ。日本人は本当に親切で礼儀正しく、道を譲ってくれると称賛している。また、日本の商店が早く閉まることについて、日本は従業員とその家族のことを考えているためだと高い評価が見られた。最初は「慣れない」日本の習慣も、慣れてくるとむしろ良いと感じるようになるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)