食わず嫌いという言葉があるとおり、食習慣などの違いから、一度も食べたことがない食べ物であっても、なんとなく口にすることを躊躇してしまうことは往往にしてありがちだ。中国メディアの今日頭条は22日、日本人には長年愛され続けているものの、中国人からすると嫌悪感を覚える食べ物の1つに「生卵」があると伝える記事を掲載した。

 中国でも日本料理は人気があり、中国人の多くは日本料理に対して「見た目が美しく、健康的で美味しい」という印象を抱いている。しかし、日本料理は食材を生で食べる料理も多く、もともと生食の習慣がない中国人からすれば「日本料理は好きだが、生ものだけは食べられない」という人も多いようだ。

 記事は、中国人が特に「食べたくない」と感じる最たる食材は「生卵」であると伝える一方、生卵は日本料理では頻繁に使われると指摘。たとえば、中国にも日本の牛丼チェーンが進出しているゆえに牛丼を知っている中国人は少なくないが、「日本の牛丼店では生卵をトッピングして食べるのが定番だが、中国の店舗では提供していない」と主張。これも、中国人が生卵を口にすることに強い抵抗を感じるゆえに変更されている点だと指摘した。

 中国でも卵は日常的に食べられている食材であり、鶏以外に鴨、鳩、うずらの卵もスーパーで売られているが、食中毒の危険性があるため十分に加熱調理してからでなければ口にできない。販売の仕方も日本とは異なり500g単位の量り売りで、山積みにされた卵を自分で選んで購入する。一部では卵に生産日が印字されたものもあるが、普通はその鮮度を知る術はないので加熱なしでは恐ろしくて食べられないというのも理解できる。

 記事は、日本では生食を念頭において卵の鮮度管理が行われ、流通していることを強調し、日本人は熱々のご飯に生卵をかけて食べることまでしていると強調する一方、こうした食べ方は中国人からすれば到底信じられないものであり、「生卵を食べることは日本だからこそ出来ることで、中国では恐ろしくて決して口にできない」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)