中国メディア・人民網は28日、来年の東京五輪に向けて酷暑対策として日本で発表された新しい日傘について、日本のネット上で「ダサすぎる」との声が相次いでいると報じた。

 記事は、来年8月に開かれる東京五輪期間中の酷暑に対応すべく、小池百合子東京都知事が24日の記者会見の中で、頭に装着できる新しいタイプの日傘を発表したと伝えた。

 そして、この日傘について「直径約60センチで、手に持つ柄の部分がなく、内側のベルトを使って頭の上で固定する仕組み。遮光性のある素材を使っており、直射日光を避けることができるほか、通気孔が開いているために風通しも良い」と紹介している。

 さらに、小池知事が「この傘は日よけになると同時に、両手を使うことができる。日傘を敬遠する男性もいるようだが、ぜひこの傘を試してほしい」と語ったとする一方で、日本のネット上では「ダサすぎる」「見るに堪えない」「これなら伝統的な蓑笠でいいではないか」との声が出ており、その評判は今一つであるとした。

 記事は、「このデザインは見慣れないかもしれないが、暑さ対策という角度で考えてほしい」という関係者の話を紹介するとともに、現時点で市販する予定はなく、実際に東京五輪で使用するかどうかについては、テストマッチの期間中にスタッフやボランティアが使ってみて、その感想に基づき決定することになっていると伝えた。

 以前より暑さが厳しくなっている日本の真夏にあたる8月に東京五輪を開催するというスケジュールが発表されて以降、酷暑の危険性を指摘する声や暑さ対策に関する議論は絶えず繰り広げられている。とにかく、選手や関係者の命や健康を守るという点で、最善の努力が必要だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)