中国メディア・東方網は25日、「どうして毎年多くの中国人が日本に行くのに、中国では日本人を見かけないのか」とする記事を掲載した。

 記事は、現在日本を訪れる中国人観光客の数が非常に多くなっており、特に昨年は訪日中国人観光客数が2000万人を突破したと紹介。一方で、中国を訪れる日本人が少ないことに疑問を持つ中国人も少なくないとして、その理由について考察している。

 まず、最大の原因として、日本と中国の歴史的な因縁が関係していると説明。中国を訪れたり、中国人と接したりしたことのない日本人の中には「中国人は日本人を見ると、瞬間的に歴史的な記憶がよみがえり、些細なことでトラブルを起こそうとするのではないか」と考える人がいるとし、これが日本人の足を中国から遠ざけている一因になっているとの見方を示した。

 次に挙げたのは、金銭的な問題だ。中国人の生活水準向上に伴い、日本旅行のコストがどんどん下がっているのに対し、日本人が中国を訪れる際にかかる費用が決して安くなくなっていると説明した。また、仮に十分なお金を持っていたとしても、仕事に忙しい日本人はなかなか海外に旅行に出かける時間が取れないのだとも解説している。

 さらに、日本人の意見として「決して中国に行くのが嫌だというわけではないが、中国により観光PRが不足していることもあって行くきっかけがない」という理由も紹介。一方で日本は中国人をはじめとする外国人観光客を積極的に呼び込む、盛んに宣伝を行っていることから、「では日本に行ってみよう」と考える人が多く、訪日中国人観光客の増加につながっているのだと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)