近ごろ、日本一巨大で賑やかな駅として、乗降客数が日本で最も多く、出口も非常に多い新宿駅が中国のネット上でしばしば紹介され、注目を集めている。中国メディア・東方網は25日、逆に「日本で最も孤独な駅」について紹介する記事を掲載した。

 記事は、「駅というものは、われわれの印象では人が盛んに往来する場所であり、特にラッシュ時は体を翻すことも難しいほどである」としたうえで、日本には一日中漆黒の闇に包まれて人影もほとんどなく、恐怖さえ覚える「最も孤独な駅」があると紹介した。

 そして、この「最も孤独な駅」と称される群馬県みなかみ町の土合駅について「年間を通してピークやラッシュはなく、ホームは地下80メートルの深さにあるうえ、エレベーターやエスカレーターがないため、階段を下りるだけで10分かかる。そして、駅に係員が1人もいない無人駅なのだ」と伝えている。

 また、この駅が比較的人口の多い関東地方にあり、決して東京から遠く離れているわけではないにもかかわらず、停車する列車の数は非常に少なく1日に5、6往復程度であるとしたほか、1日の利用客数はだいたい20人程度であると説明している。

 記事は「ほの暗い通路は得も言われぬプレッシャーを恐怖心を与え、ひっそりと静まり返った階段は湿気の香りが漂う。スタート地点からゴールは見えず、まるで終わりのない坑道を進んでいるかのような心持ちだ。ここは、身体能力が試されるだけでなく、メンタルや度胸も試されるのである」と評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)