中国は世界一の自動車市場として驚異の成長を続けている。特に、ここ数年は電気自動車(EV)の普及が進み、世界で最も多くのEVを保有する国となっている。中国メディアの今日頭条は19日、各国がEVへと大きく舵を切っているのに対し、「日本の自動車メーカーがEVの開発や販売に力を入れていないのはなぜか」と指摘する記事を掲載した。

 エネルギー資源の有効活用と環境保護の面から急がれるEVの普及だが、中国は自動車が排出する有害汚染物質を段階的に削減していく「国六標準」という国策を打ち出している。記事は、「大気汚染を軽減させるため、中国は特にEVの開発と普及に力を入れている」と指摘。ガソリン車からEVへの転換を進めているのは中国だけではないとし、「欧州の自動車メーカーでもディーゼル車やガソリン車からの撤退の動きが既に始まっている」と主張した。

 しかし、「日本の自動車メーカーはEVの普及にのらりくらりとした態度を取っているように見える」と主張。日本の自動車メーカーはEVよりもハイブリッド車や燃料電池車などEVではない自動車に対して注力しているように見えるとしたほか、同じ日本メーカーであってもEVへの力の入れようにはばらつきがあり、「日本の自動車メーカーは新エネルギー車の開発にそれほど力を入れていないように見える」と主張した。

 続けて、日本はこれまでガソリン車やハイブリッド車の開発において高い技術力を示してきたことを認め、日本のガソリンエンジンに関する技術力は非常に高く、ガソリンエンジンの能力向上に対して執着してきたが、それが「EV開発に本格的に舵を切ることを阻害しているのではないか」と推測した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)